ドイツ犬日記

千葉の多頭飼育崩壊現場から預かったワンちゃん達と里子にしたマットとのドイツでの生活の日記です。 HPはこちらです。千葉犬緊急救護プロジェクト

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2005,3,3 心機一転!
2005,3,1 T字
2005,2,28 一年
2005,2,27 雪が多いけど・・・
2005,2,26 グループトレーニング
2005,2,25 犬相良し?

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ピントが来た! 2003,6,30
昨日、里親さんがピントを連れて家に来てくださいました。
ちょっとビビリ気味のピント、家に着くとすぐさまベッドルームに一直線。
実は、以前はここに彼女のサークルを設置していたのであります。
でもそこは閉まっていたので、今度はお気に入りの椅子に落ち着きました。

ピントちゃん、少しスリムになってさらに可愛さ倍増。
ピントにデロデロ、メロメロの里親さんに大変可愛がられて安心したお顔をしておりました。
最後は皆でお散歩に行って一時預かり一家は大変楽しい時を過ごしたのでありました。

里親さんありがとう。また来てね〜。

 
              ピント 「グェッ!ちょっと重いわよ!」
              マリア 「あら、あなたちょっと痩せたんじゃないの?」
              ピント 「そう言うあなたは太ったわね。」
              マリア 「ギョエッ!」(冷や汗・・・)


そして旅立ち 2003,6,21
真夏のようなお天気のなか、リンジーは里親さんの元に旅立って行きました。
一ヶ月と言う短い間の預かりで少しはクールなお別れが出来るかも、なんて一時預かり母は思っていました。

お迎えが来てボランティアさんの車に彼女のを乗せると、なぜか突然とめどもなく涙があふれ出てきました。
居るか居ないかわからないぐらい手のかからなかったリンジー。
恥ずかしながら別れる時になって初めて、私は彼女が私の生活にどれほど大きな存在であったのかを実感したのです。

リンジー、たいしたこともしてあげられなかったけれど、いつもここに居てくれてありがとう。
これからはあなたの大事な里親さんをいっぱい幸せにしてあげて欲しい。


今日でリンジーの預かり日記は終わりにします。
今まで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
ピント、リンジーの近況をたまにアップして行きたいと思いますので、たまに覗いてくださいね。
そしてこの世界から不幸な犬がいなくならない限り、預かりボランティア続けて行きます。
いつか新しい預かり犬がまた家にやってくるまで少しの間お休みします。

最後に千葉ワンのHPもぜひご覧ください。
http://animal-note.cool.ne.jp/index2.html

 
                      三頭一緒に最後のお散歩

また会う日まで♪ 2003,6,20
どんなに幸せになるとわかっていても、最後の夜の日記を書くのはいつもちょっとだけ寂しい。
ふとした拍子にこの一ヶ月間の出来事が走馬灯のように浮かんできて、リンジーの顔をしげしげと見る。
現地で吠えまくり最後まで残ってしまった抜け毛の女王様も、明日から晴れて家庭犬への一歩を踏み出すこととなった。

リンジー、君はその大きな目で今まで何を見てきたのだろう?
つらいことばかりだったのかな?寂しい思い出しかないのかな?

でもね、もうこれからは何も心配することはないんだよ。
とびっきり優しい里親さんが虹の橋を渡るまで一緒にいると約束してくれたんだから。

びっくりお目々のリンジーちゃん、楽しい思い出をありがとう。
そしてまた会う時まで、Farewell My Lindsay!!




これが最後の・・・ 2003,6,19
リンジーと過ごすのも後2日となった。

性懲りもなく、かぶり物に手を染めてしまった一時預かり母は「あれ被せてみれば?」「今度何被せるの〜?」と言うプレッシャーと戦うことになった。
だが犬にしてみれば迷惑な話。預かり母の自業自得だ。

実を言うと日記に載せてないかぶり物もいっぱいあるのだ。
それは私だけの思い出として、そしてリンジーの名誉(?)のためにも密かに残しておこうと思う。
そしてこれがリンジーにとって本当に最後のかぶり物。
リンちゃん、楽しませてくれてありがとね♪




スフィンクス2頭 2003,6,18
先日リンジーの唯一の子供、モカ君のお母さんが写真を送ってくださいました。
お目々は普通サイズ(?)だけど、顔の形や耳はそっくり。
なかなかのハンサムさんです。
とっても怖がりさんだそうですか、いつか母子対面果たして欲しいなぁ。


              なんなんでしょーかねぇ。この微妙なくっつき具合。

変な顔〜〜 2003,6,17
リンジー、21日にお嫁入りが決定いたしました。

今日はリンちゃん、お客様のスリッパをしず〜かに持って行ってガジガジしておりました。
椅子の足もちょっとガジガジしちゃいました。
でもいけないことだとわかっている様なのです。
一体どこで覚えたのでしょうか?


                 決して虐待しているわけではありません。
                 たまたまこんな写真が撮れただけです・・・

スクッ! 2003,6,16
めずらしい全身写真。お耳だけちょっと茶色いのです。

 
                     足拭かれるのがいやで憂い顔・・・
  

主張 2003,6,15
今日は楽しい話です。

実は今日来客があって御飯をやるのがちょっと遅れてしまったのです。
そしたらリンジーさん、突然自己主張。
そばに来てあの大きい目で私をみつめ「御飯まだなの?」とおっしゃっているご様子。

御飯が終わってソファーでくつろいでいると、今度は足元に丸くなって「ナデナデしてちょーだい」光線を出しておられました。
いや〜必要は発明の母(!?)ちょっとしたコミュニケーション成立です。
一時預かり母はヒジョ〜に嬉しい。そこでまたちょっとかぶせてみたのでありました。


                  「あ〜ん、やられちゃったわぁ!」
               いつか被せようと思って購入したヘアーネット

悲しい話 2003,6,14
これは私たちが以前に住んでいた国での話しです。

数年前、夫の会社に若い男性が結婚したばかりの奥さんと雄のボーダーコリーミックスを連れて赴任してきました。
独身時代から飼っているその犬を彼はとても愛していました。奥さんは犬が苦手だったので朝晩のお散歩もシャンプーも全ての世話は彼が一人でやっていました。
実はその犬はとてもハイパーで、数え切れないほどのトラブルを起こしていたのです。
ですから飼い主はその犬が大人しくなる薬を与えていました。
でもその薬は長期間服用すると癌になると言われていました。

彼は心からその犬を愛していました。
母国に居た時はどこに行くにも一緒に連れて行きとても楽しい日々を過ごしていたのです。
赴任地に来てからは、我が家のテディと海で泳いだり草むらで走ったりよく一緒に遊びました。
そして一年後、彼は犬にその薬を与えることをやめました。
しばらくして私たちは日本に転勤になり彼らと別れることになったのです。

先日夫は日本に出張してきた彼に会いました。
彼は自分からは一言も犬の話をしませんでした。
そして夫が聞いたのはあまりにも悲しい話だったのです。

一年前に子供を生んだ奥さんは彼に子供か犬かの選択を迫りました。
そして・・・彼の犬は7年の短い生涯を閉じることになったのです。

その話を聞いて私は言葉を失いました。
元気に走り回っていたあの犬の姿が昨日のことのように思い出されました。
どうして自分で里親さんを探さなかったのか、せめてシェルターに預ければ里親探しをしてくれたのに、私がいればこんなことにはさせなかったのに・・・
でももう犬は天国に行ってしまいました。

犬が嫌いな人に好きになれと言うのは無理なのです。
私は昆虫が嫌いです。昆虫を飼育している人の気持ちが理解できません。
犬嫌いの人は多分同じような気持ちがしているのではないでしょうか。
それでも彼の奥さんは耐えた方なのではないでしょうか。
最後の選択の前に別の方法があったのでは、と言うのも多分犬好きの論理なのでしょう。

そして彼は夫に悲しそうにこう言ったそうです。
「毎日残業してるんだよ。もう犬が待ってないから早く帰る必要がないんだよ。」
7歳になる問題犬が新しい家族を見つけれるのは難しかったかも知れません。
でももうちょっと努力してくれれば、彼の心もこんなに傷つかずにすんだのに。

_________


トリム君、短い間だったけどテディといっぱい遊んでくれてありがとね。
何もしてあげられなくてごめんね。
今は虹の橋の向こうで楽しく暮らしいるのかな?
私は君の分まで他の犬を幸せにするよ。
そして今度生まれてくる時は人間の犠牲にならず天寿を全うして欲しい。
さようなら、安らかにお休み、トリム。

 
                    「私、トリム君の分も幸せになるね。」

 

じめじめ 2003,6,13
いや〜、今日の東京のじめじめ度の高いことといったら!!
雨の日のほうがまだ湿度が低いのではないでしょうか。
それでも我が家の犬軍団はワサワサ、ノシノシお散歩に行くのでありました。


                 三角顔垂れ耳軍団: 「行くぞ、行くぞ〜!」
                   

処世術 2003,6,11
今日もかろうじて雨が降らなかったのでドッグランに行った。
いつも人気のリンジーだが、今日は他の飼い主さんの足の上に座って振り返りながらあの目で見上げちゃったりするから、さらに人気倍増だ。
一時預かり母、カメラを持っていかなかったのが悔やまれる。
それにしてもリンちゃん、君はかなり外面がいいぞ。
まっ、これも美人の条件だね♪


              というわけで(?)今日はピントの最近の一番いいお顔

                          (飼い主さん談)
 

梅雨入り 2003,6,10
雨が降る前にと思って、今日は思いっきり遊んだから皆疲れちゃったんだよね。

 
                          三者三様
 

Operation X 2003,6,9
昨日も書いたがリンジーは家と外の落差が激しい。
もしかして以前は外飼いだったのか?家の中でいじめられていたのか?
だがいろいろ想像してみても始まらない。
人間がいても家の中でもリラックスできるようにならなくちゃ!

そこで一時預かり母はまたスパルタトレーニングを始めることにした。
名付けて「サークル締め出し作戦」

お散歩から帰るとサークル目指して一目散の彼女。
だが今朝はサークルの扉を閉めてしまった。
いや〜突進して行って中に入れないとわかったときのリンジーのびっくりした顔!
可哀想だが笑ってしまった。

結局彼女はキッチンのマットの上に落ち着き、そこで朝食とお昼寝をした。
こうやってちょっとづつ人間が行動している側にいることに馴れてくれたらいいと思う。

だけど目の届く範囲にいるとどうしても構いたくなっちゃうんだよねぇ〜。
それを我慢しなくちゃならない私にとっても実はスパルタトレーニングだなのであった。


                     友人が携帯で撮ってくれた写真
                    外ではこんないい顔するのですがねぇ。


Multiple Pesonality 2003,6,8
現地時代を知る人には「本当によく吠えていた」と言われ、家の中で会う人には「なんて大人しい犬」と言われ、お散歩で会う人には「元気なワンちゃんね」と言われる。

どれがリンジーの本来の姿かという問題ではない。
過酷な条件の中で生き抜いていかなければならなかった、そんな運命が彼女をこんな複雑な性格にしたのだと思う。
そしてまだ若い彼女にそんな運命を強いたのは私たち人間に他ならない。

人間とはなんと罪深い生き物であることか。

そして↓こんなことをしてしまう私も紛れもなくその一人なのだ・・・・


                 「ちょっと電話中に話しかけないでくれます?」


お散歩 2003,6,7
今日は里親さんが家まで来てくれて馴らしお散歩に行った。
外では全開のリンジーさん、里親さんも喜んでくれて非常に楽しいお散歩になった。
どうして家ではこんなに大人しいんだろうねぇ??


                   「さすがに私疲れたわ。フー・・・」

ニュース 2003,6,6
リンジーの里親さんが決まりました。
我が家に来て2週間、本当にアッ言う間の出来事でした。
まだ人馴れ度が低いので、しばらくは家に置いておくことになりました。

びっくりお目々のリンジーちゃん。
君の使命は赤い糸を見つけられなかった仔の分も幸せになることだよ。
そして里親さんに沢山の幸せを運んで欲しい。
それが君の命を救ってくれたボランティアさんたちへの恩返しだからね。

 
                       恒例の家族写真


外弁慶?? 2003,6,5
リンジーはお散歩が大好き。
お散歩の時は犬の臭いを嗅いだり、道行く人をクンクンしたり、テディやマリアにフガフガしたり、私の手からオヤツだって食べてくれる。
でも一度家の中に入ると途端に置物犬に早変り。
サークルの扉全開でもめったに外に出てこない。
もしかしてその原因は・・・・
預かり母にこんなことされちゃうからか〜〜〜??


                       常識を覆すかぶり物!?


Profile 2003,6,4
なんとなくお気に入りの一枚。



田吾作その2 2003,6,3
リンジーが我が家に来て10日。
田吾作ピントに影響されて、一時預かり母はついに例の物に手を染めてしまった。

びっくりしたよね、リンジー。ごめんね。
でも一時預かり母さんは・・・・これがどうしてもやめられないんだ〜〜〜!!!


                   驚いてさらに目が大きくなるリンジー

田吾作ピント嬢 2003,6,2
里親さんから「田吾作ピント」と題された麗しき(?)写真が届きました。
もう本当に何をかぶせても似合うピント。
ひじょーに困った顔がたまりません。



カミカミ大好き 2003,6,1
今日は沢山来訪者があった。
さすがのリンジー嬢もちょっとお疲れ。
それでもちょっとしたイタズラは忘れない。
今日の獲物はティッシュペーパー。
もぉ〜いつものまに持ってきたの〜〜??


                  「あの・・・ちょっとした出来心なんですぅ。」
















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