パンジーとマイの日記

パンジーとマイは千葉の劣悪多頭飼育現場にいた千葉わん卒業生です。パンジーは重い腎不全を病みながら奇跡的にがんばりつづけ、周囲を感動させ、勇気を与えてくれましたが、2005年6月1日天国に旅立ちました。みなさんからのたくさんの応援に家族一同心から感謝しています。
パンちゃん、天国からパンちゃんと同じ境遇の子たちを見守ってね!
千葉WAN プチ里親会が毎月第3日曜日に開かれています。

愛護センターレポート
どうぞ、見て、現実を知ってください。

徳島・
『ドッグ・サルベーション』からのSOS

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2006,02,27 またお留守番
2006,02,26 春迎えの小鳥のパン
2006,02,25 愛護センターレポート・ブログ
2006,02,24 ももちゃん便り
2006,02,22 ももちゃん、脳腫瘍でした

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またお留守番 2006,02,27
今日は母を眼科の病院へ連れてゆく日。

朝からマイはそれを察し、憂うつな様子。

以前はみーんな、出かけても平気で、「マイちゃんて、気をつかわずに外出できるから楽だね」って

いってたんですけどね。

マイさまも家庭犬になりました〜。


          えー、きょうもでかけるのー、むすっ・・・・

春迎えの小鳥のパン 2006,02,26
ありょははさんのメッセージにモスクワでは先週マイナス1度になったとありました。

ロシアの言い習わしに「2月に冬と春は最初に出会う」「2月が春をつくる」とあります。

毎月第4日曜日はロシア関係の例会があって、今日も雨の中出かけました。

メンバーのIさんはその席にいつもロシア風のパンを焼いてきてくれます。今日はこのパンでした。

ロシアには昔から3月に小鳥を型どったパンを焼いて、高くかかげ、春をよぶ風習がありました。

その行事にならって、焼かれたパンの小鳥たち。

2月も明日で終わり。春はもうそこですね。

愛護センターレポート・ブログ 2006,02,25

ももちゃん便り 2006,02,24
ももははさんが、20日に専門医のいる病院へ行ったときのことを書いてくださいました。

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病院では、まず、レントゲンと血液検査をして その後、全身麻酔でCT検査となった。

(頭と、首の骨(頚椎)の情報には、MRIが良いのですが、
 MRIは、たまたま病院の事情で、現在、使えないのでCTだけを撮りました。
 ももの場合は、目の異常もあるので、首の筋肉の情報が必要となり、CTも大切な検査です
 また、MRIの検査が出来ない事は承知の上で今回病院に行っています。)

もものCT検査が非常に長いなぁ〜と思っていたら、
専門医が、来て、
「ももちゃん、検査は終わっているのですが、麻酔から覚め難いので、少し時間がかかっています。
 覚め難いのは、脳にちょっと異常が見つかったからで、麻酔の心配ではないですから」と言ってくれた。
普通は、20分もすれば麻酔は覚めるそうですが、
ももは、2時間くらいかかって覚めたようです(完全に覚めるまで、先生がついていてくれました)

検査の結果は、脳腫瘍。
治療方法は、手術の後、10回の放射線治療だそうです。
(悪性の細胞が混ざっている可能性があるから、手術で取りきれない部分を放射線で治療します
 放射線治療も全身麻酔で行います
 麻酔については、危険性と必要性を天秤にかけて判断すると良いと思います)
「手術で、足の麻痺は、格段によくなりますが、目の瞬膜露出は、残るかもしれません」とのこと

手術をお願いしたところ、
「できれば、MRIの検査も受けて頂けると、手術をするときに情報が多いから 私が、助かるのですが」と言われ、
言われてみれば、頭の情報は、MRIが一番良いからと思い、MRIの検査をお願いしました。
「ほかの病院で、MRIの検査だけ受けてきてくれても良いです」と言って下さったのですが、
今、慌てても変わりがないように感じているので、専門医にてMRIの検査もお願いしました。

注意すべきことをお聞きしたら、
次のことが起きたら、至急、獣医に行って下さいとのことでした。
・四肢の継続的な震え
・1本の足を軸にして、グルグル回る動き
(「1本の足を軸にグルグル回る動きが出たら、MRIの検査をせずに手術をする可能性があります」とのことでした)

頂いたお薬は、ステロイド剤です。
炎症を抑える働きがあります。
左側の麻痺がほとんどわからなくなり、
使い方さえ間違わなければ、本当に良いお薬だと思いました。

専門医に、「主治医にどういう説明を受けていますか?」と聞かれ、
「コレステロールが高いから、甲状腺が悪いと聞いています」と答えました。
このことも気にかけて下さり、
「コレステロールは、271で、高めですが、問題ありません。
 一般の獣医では、脳腫瘍の経験がないから、甲状腺と思われても仕方ないと思います」と言われました。
細やかな心使いに、手術も安心できると思いました。
(コレステロールは、ドライフードをやめて、半生、缶詰に変えたから下がったと思います。
 ドライは、脂肪分が多いですので・)

元々、コレステロールよりもALPが気になっていたので、
(専門医で1024とまた上昇していました)
「ALPが高いのは、肝臓ではなく他に原因があるように感じているのですが、
 レントゲンで、骨の一部で石灰化がありましたが、これが関係していませんか?」とお聞きしたら、
「骨由来だとしたら、石灰化ではなく、軟化するので、骨が黒く写りますから、
 石灰化とは関係ないと思いますが、気になるのでしたら、どこ由来か検査しましょうか?」と言って下さったので、お願いしました。
(ALPは、肝臓、骨、小腸、腫瘍などから作られます
 どこから作られたかは、特別な検査が必要です)

今回、ももは、行ける範囲に専門医があって、本当に運が良かったと思います。


追伸:
メッセージにも書きましたが、
こちらのHP 下の方の
「外科学:外科的除去と放射線療法により治療した犬の原発性脳腫瘍の2例」
この方法が、今回、ももを受ける治療法です。
予後も良いとお聞きしています。



             写真は、お正月に着物でお参りしたものです。
             シッポが下がりっぱなしで、調子が悪かったと思います。

ももちゃん、脳腫瘍でした 2006,02,22
メッセージを読んでられる方はすでにご存知ですが、20日専門医に診ていただいたももちゃん、

脳腫瘍だったそうです。原因が分かり、お薬が効いて歩けるようになったとのこと、手術も可能とのこと、

ほんとによかったです。

原因が脳腫瘍だとは、わたしは思ってもみなかったので、やっぱり専門の先生というのはすごい

と、まず感じました。

ももははさんにはパンちゃんの病気のことで一昨年から旅立つまで、ほんとうにお世話になりました。

検査結果や症状から病気の状態を説明してしてくださって、食事内容、注意すること、サプリメント

などなど、ほとんど毎日相談にのっていただいたり、アドバイスをいただいていました。

対症療法に関しては獣医さんを超えていると実感する場面が多々ありました。

決してあきらめず、しかも押し付けがましいところが全然なくて、誠実なももははさんがついていて

くださったことで、どれだけ心強かったことでしょう。

ももははさんとお知り合いになれたことは、パンちゃんから母への大きな贈り物のひとつです。

そんなももははさんに保護されたももちゃんはラッキーボーイ。きっと手術も乗り越えてくれるでしょう。

ももちゃん、ももははさん、応援してます。


          ももちゃん、がんばってね。パンちゃんはきっとそばにきて

          「がんばれ、がんばれ」ってついててくれるね(マイ)

雪が降ってきたので 2006,02,20
具合のよくない父が「のんびりできるから八ヶ岳に行く」というので、土曜日から八ヶ岳に

ついていきました。

冬枯れに見える庭も、よく見るとネコヤナギが猫花をつけ、スノードロップも白いつぼみをのぞかせ、

シジュウカラのにぎやかな声が響いて、やっぱり春が近いことを告げています。

マイは林の中をノーリードで駆け回り、庭をぶらぶら散策。ぬかぬんだ土で足は泥だらけ。

今日昼ごろ窓の外を見ると雪が降ってきたので、鳥たちのためにヒマワリの種と粒餌を餌台に山盛りに

して、バードフィーダーにもいっぱい詰めて家路につきました。


            マイちゃん、帰るよ〜。

さくらちゃんとムックン 2006,02,19
またまたひとつ覚えのバンダナで、恐縮でーす。

ムックン、里親会にしていってくれて、ありがとう。

かわいい女の子になでなでしてもらって、よかったね。

ムックンの毛はさらさらでだれでも触りたくなるよね。

さくらちゃんにはピンクより、もっと個性的な色の方が似合うから、またこんど。

えっ? バンダナよりおやつがいいって? 

了解いたしました〜。

おやつ散歩 2006,02,16
家からすぐのところに小さな花屋さんがあります。火・水・木曜日にはわんこ好きのHさんがアルバイト

されています。

マイをかわいがってくださって、いつも散歩の行きかえりにおやつをくれるので、マイはたのしみに

してます。


今日は雨だったので、午後の散歩は行かないだろうと思っていたら、3時半ころ母のところにやってきました。

「散歩いく?」ってきいたら、しっぽぷりぷり。そこで、レインコートをきて、出かけました。

マイはまっすぐ花屋さんへ。おやつをもらってから、店を出たと思ったら、今度は家に直行。

おやつ散歩でした〜。

ももちゃん便り 2006,02,15
ももの症状は、

1.左目の瞬膜露出
2.左前足の麻痺
3.舌が上手く動かない
4.喉の渇きを感じない様子
5.左側の偏頭痛があるのか?、左目をしきりに柱など硬いものにこすりつける
(人では、激しい頭痛を伴う場合があるので、頭痛かなと?)

この5点に固まった感じがするので ネットからコピーした資料を持って獣医さんに行って来ました
神経の病気なので 症状が固まれば 何か治療の方向もでるだろうと思っていたのですが、

獣医さんは、
ホーナー(ホルネル)症候群の一番の特徴である 目の瞳孔の異常(縮瞳)が認められないから
ホーナー(ホルネル)症候群は、気にしなくても良いではないだろうか
それよりも コレステロール値が高いから(コレステロール 450以上)
「甲状腺の検査をしてみたらどうだろうか」という意見であった。
(ももの血液検査で異常値だったもの:コレステロール450以上 GPT168 ALP 849
 胆道疾患の疑いで、エコー検査をしてみたのですが、胆嚢、胆道、肝臓がガスが多く、見えませんでした)
ALPは、高齢犬では、これくらいの犬はいるということで、経過観察をしていたのですが、
甲状腺の話は突然だったので、返事をしかねていたら、
「甲状腺の検査が嫌なら、
 コレステロールが高くて、脳の血管が詰まっているかもしれないから、
 甲状腺の検査の前に ステロイドが効くか試してみたらどうだろうか」という話になりました。

「原因も定かでなく、試してみたらという治療は、抵抗を感じること」
ネットで調べた「神経の専門医のコメントに当てはまるような気がする」こと
また、「コレステロールも気になっているけど、それ以上に歩けない状態が気になる」ことを伝えたところ
獣医さんが神経の専門医さんに電話をして、
今のももの状態を詳細に説明したところ
専門医さんが、「高齢だから、検査は相談して決めるとして、一度診察だけでも」言ってくれたそうなので、
迷うことなくお願いしました。

今、気をつけることとして、
獣医さんからは、足の屈伸を1日1足につき150回を行うように言われています。

生活で気をつけていることは、
何しろ水分をとらないので、缶詰のご飯とミルク入りの水(水は1日300mlくらいが限界の様子)
目をこするときは、酸素缶にて、酸素の補給とアイスノンで目の周りを冷やす
(これは、群発頭痛の人が頭痛がおきたときにする対処方法です)
歩くとき、補助するために、ハーネスに首輪を通して、リードをつけています。
倒れそうなときは、首輪を持っています。(手をまっすぐ伸ばして、首輪が持てる長さにしています)
調子の良いときは、リードを持っています。(写真です)

参考ですが、
持参した専門医のコメントは
こちらの中央あたり

専門用語ばかりで、読みにくいのですが、
(獣医さんは、読めば判るので、「こういう資料があったのですが」と言って渡しました)

第一部には、
頭から出た神経が首、前足、耳を通って目に至るのですが、この経路のどこかに異常があるために最終地の目に症状が出る病気ですと言う説明です。
特徴は、縮瞳、眼球陥没、瞬膜の露出であり、この3点がそろうとホーナー症候群と診断されます。
(ももは、縮瞳がなかったので、獣医さんも診断に迷っていました)

第二部には、
ホーナー症候群の考えられる原因の説明です。
外傷、耳の病気、腕の神経の断絶、脳腫瘍、肺腫瘍(但し、50%は原因不明)があげられます。
獣医さんに聞くと、中耳炎、内耳炎が多いでそうです。
ここでも結論としては、薬はないけど自然治癒が高いことが書かれています。
(外科的な方法で原因を取り除くことは可能です)


しゅうたくんのパンちゃん 2006,02,14
パンジーをずっと応援してくださっていたどんぐりさんとしゅうたくん。

しゅうたくんはこのぬいぐるみのパンちゃんが大好きで、おんぶしたり、だっこしたり、とっても

かわいがっています。

しゅうたくんのパンちゃんにバンダナを編みました〜。(まったく、おばかのひとつおぼえであります。)

そのバンダナをしてくれたパンちゃん。とっても似合ってますね〜(笑)


どんぐりさんからのメール:

「バンダナ届きました!ありがとうございます・・・サイズ、パンちゃんにピッタリでした。

しゅうたはまだ幼稚園から戻りませんが・・とっても喜ぶと思います・・・

2日前にバンダナが似合うようにシャンプーしました(笑)・・・マイちゃんとおそろいでと〜っても

かわいいです・・しゅうたが帰って来るのが楽しみです!」



         しゅうたくん、今日チョコレートもらった?

         パンちゃん、とってもかわいいね!

うなされる 2006,02,13
眠っているとき、パンちゃんはよくいびきをかきました。

マイはうちにきたときから、よくうなされます。どういう声かを表現するのはむずかしいんですが、

楽しそうな声でないことは確かです。

「うなされる」を辞書でみたら、

―【魘される】恐ろしい夢などをみて、眠ったまま苦しそうな声をあげる―とありました。

マイもちょうどこのとおりの感じ。

マイは母よりは父似ですが、父もたまにうなされます。

うなされている最中に起こすと、追っかけられている夢をみてたっていいますが、起こさなければ、

翌朝たずねると、夢なんかみなかったっていいます。

起こすといやな記憶が残るかな?と思って、前は「マイちゃん、マイちゃん」って

起こしていたんですが、最近はマイのこともそのままにしています。

マイちゃんは何にうなされているのでしょうね。

下痢について(ももははさん) 2006,02,11
ももははさんがわんこの下痢についてメールに書いてくださったので、載せますね。

みなさんのお役にも立つと思いますので。
 
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大きな病気がない場合の下痢のこと

犬や猫が、規則的(週に1回、月に1回など)に下痢をする場合は、

食べ物が原因かと別の銘柄に変えたりしますが、

また同じように規則的に下痢をする場合は、特に大きな問題はないそうです。


食べ物が大きな原因となる場合は、食後24時間以内に嘔吐や下痢があらわれます。

下痢をしたときは、

1.消化率の高い食事

2.脂肪の少ない食事

3.乳糖を含まないように気をつける また、小麦、大麦、オーツ麦、ライ麦に含まれるグルテンを控える

4.繊維を減らす

だそうです

この条件にあうドックフードは、高カロリー食、原料が米、鶏肉、ラム肉、カッテージチーズ、豆腐に

なります。

(ビーフは、わんこによって消化しにくいそうです)

もし、低カロリー食を食べている場合は、高カロリー食にすると下痢が治まる場合が多いです。

(低カロリーは、消化しない繊維が多いので、そこに消化しにくい食べ物が混ざると

 下痢を起こしやすくなります。

 また、小麦などに含むグルテンは、消化が悪いので、下痢を誘発させるそうです

 高カロリー食は高脂肪食になりますので、量を減らすのだそうです。)

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マイのお腹の調子は元に戻りました。

うんがゆるめで、夜中にトイレにいく日がつづいたので、ドライフードを少しに鶏のささみのゆでたのを

やっていました。よくなったかな?というころ、ビーフの缶詰もやったのですが、これはよくない

のですね。

                 バンダナをしてくれたももちゃん

帽子 2006,02,9
「マイちゃん、せっかく編んだんだから、かぶってみて」(母)

「えー、なにこれ?」(マイ)

母にわるいと思ってか、かたまっていたマイですが、

しばらくしたら、頭をぶるぶるって振って、とってしまいました〜。

ムックンを預かった日 2006,02,8
3年前の今日はさくムク日記でおなじみのムックンが、預かりわんとしてわが家に来た日です。

悲惨な12月のあとの2003年1月は、1頭でも多く現地から引き出そう!と千葉わんは一種の熱気に

つつまれて、盛り上がっていました。

ウィークエンドごとに里親さんが決まった! 預かりに入った!とつぎつぎと報告が入るようになり、

その度ごとボランティア、里親、応援してくださっていた方、みんないっしょになって大喜びしましたね。

盛り上がった理由はいくつかあるでしょうが、ひとつには画像つきの預かり日記だったと思います。

mikiさんが始めた日記すぐに預かりの間に広まっていって、預かりは日記を書くもの、となっていきました。

千葉わんを応援してくださる方がだんだん多くなっていったのも、預かり日記に負うところが大きかった

と思います。預かりがふえていったのもそうかもしれませんね。日記をみて、預かりがどんなものか

イメージできますし、みなさん、楽しんで書いたり、撮ったりして、読んでも楽しかったです。


さて、私の場合、預かりをどの子にするか――現地の子たちをよく知っているスタッフとマイとの相性

など相談しながら、決めました。

薦められたわけではないのに、あまり知識もない私には難易度の高そうなムックンを選んだのは、

とっても気にかかる子だったからです。ひきこもりのわんこなんて、そうはいませんものね。

kayoさんとしまさんが連れてきてくれたムックンは、
こんなでした。(どれもひどい写真ですねぇ〜。はずかしいです。)

意外にも(?)ムックンは割とすぐに心を開いてくれて、純真で素直な性格だということもすぐに

わかって、預かり母はどんどんムックンのことが好きになって、ムックンへの入れ込み方は相当なもの

でありました。

結局、ムックンが家にいたのは3ヶ月と20日くらい。


今のムックンは里親さんに愛され、先住わんのさくらちゃんと仲よく、

穏やかでしあわせな毎日を送っていることは、みなさん、ご存じのとおりです。


      今のムックン(「さくムク日記」から)

マ・メール 2006,02,7
娘がマ・メールという缶をもらってきました。

ふたを開けて、水をやると、5日間でメッセージの入った植物が生えてくるというので、

いったいどんなものなのだろう、と思っていました。

5日より日数はかかりましたが、生えてきました。

これはけっこうヒット商品だったとか。

いろんなことを考えるひとがいるものですね。


マイは大体のところ、直ったみたいです。雪で道がびちゃびちゃしているので、

 午後の散歩はボイコットでした。


久しぶりに 2006,02,6
午前の散歩にいつもよりおそく出かけたら、川原で久しぶりにヒゲクマさんにお会いしました。

ラブちゃんたちはそれぞれのお家が決まったそうで、今日は甲斐犬のような毛色の小さめの

ポインター風わんこ。ブロットハウンドという、めずらしい犬種なんだそうです

デジカメをもっていなかったのが残念。(興味のある方はリトル・キャッツのBBSを見てくださいね。)

元気いっぱいのアンナちゃんは、パンちゃんに負けず劣らずの引き名人(名犬?)のようでした。

思えば、ラブちゃんに会ったことで、また預かりをしたいという気持ちが出てきたのでした。

それなら日記もちゃんとつけなくてはと思うようになりました。

徳島のチロちゃんにパンちゃんの面影を見つけて、できるなら、スタッフに相談してからこの子を

預かろうと決めて、わくわくしていました。

ところが父がつぎからつぎへと検査でひっかり、あっちの病院、こっちの病院と毎日いそがしい。

入院もありそうですし、先週は歯までぬけてしまって、ふたりで大苦笑い?? 父、曲がり角のようです。

「預かりはもう少しあとになるね」といわれ、

「そのころはこっちが曲がり角かも」とシツイの母です。



           ラブちゃん、しあわせにね! (マイ&母)

元気になったと思ったけど 2006,02,4
午後の散歩でマイは草原をぐるぐる駆け回ったり、もぐらチェックもしっかりやって、元気になったと

思ったのですが、0時すぎ立ち上がって、ドアへ。

ふだん部屋にだれかいたら、こういうことはないので、「トイレ?」ってきくと、しっぽぷりぷり。

ドアをあけると、玄関へ。

すぐそばの借りている駐車場で、トイレをすませてきました〜。

下痢をしてるわけではないんですけどね。

茶々の毛で編んだセーター 2006,02,3
くるくるしんぶんに1990年から1997年の間に連載されていた原稿をまとめて、昨年『秩父裏山ぐらし』

が出版されました。黒倉正雄さんと斎藤たまさんの共著です。たまさんは『草花あそび』や『あやとり』

の絵本でご存知の方がいらっしゃるかもしれませんね。30代から秩父の山中の嶽という、なにやら

こわいような地名の過疎村の空き家を借りてひとりで暮らし、日本中を歩き、ときに野宿して、

各地の民俗を集めて『生ともののけ』などを著されたすごーいひとです。

新宿に住んでいた黒倉さんが秩父の山の中でたまさんといっしょに暮らすようになったいきさつも

くるくるしんぶんに黒倉さんが書かれ、若者のようなその情熱に友人たちと私はうらやましくてため息を

ついたものです。

水道もガスもない自給自足にちかい暮らしをおふたりそれぞれが書いたのが、『秩父裏山ぐらし』です。

家族としてもうひとり(?)登場するのが、黒倉さんの新宿の家から連れてこられた、もじゃもじゃの

毛をした秋田犬ミックスの茶々です。

何物をもむだにしないたまさんは、茶々の茶色のもじゃもじゃの毛に目をつけ、茶々の毛を集め、

梳いて、紡いで、毛糸にしたのでした。その毛糸から帽子がいくつか、そしてセーターまで編まれ

たのです。

それを知った私は「犬毛のセーターというものを、ぜひ、ぜひ、拝見したい」と頼み込み、

しばらして帽子とセーターが送られてきました。

分厚くて、「着たらさぞ、暖かいだろう」とは思いましたが、その臭いには閉口でした。

秩父の山を自由に歩き回っている茶々、こまめにシャンプーしてもらっているはずもなく、洗っても

臭いはなかなか落ちないのでしょう。

「帽子を編んであげましょうか」と言われましたが、遠慮しました。

今から考えると、家宝(?)にもらっとけば、よかった!

本をいただいたときの電話で、茶々がすでに旅立ったことを知りました。

おふたりも山をおりて、秩父市内の家を借りて住まれているそうです。

12年前のモスクワは大型犬が流行 2006,02,2
以前、私は「くるくるしんぶん」というB4版裏表の手づくり新聞を出していました。

創刊号は30年以上も前のことで、1000号まで出しました。

編集方針は、「読み手は書き手であること」「オリジナルであること」のふたつだったと思います。

はじめは当時流行っていた家庭新聞で私の父母や義父などに子ども時代の思い出や遊びなどを書いて

もらっていたのですが、

すぐに友人、友人の子どもや親たちと広がっていきました。連載を書くひとも多くいまして、それを

まとめて、たしか4、5冊の本が出版されました。(私の母は手紙も書いたことのないひとでしたが、

子どものころの遊びなどを書いているうちにとまらなくなって、それをまとめて、『びんたぼわかれろ』

という本を自費出版しました。)

穴埋めにわたしもいろいろ書きました。おかげで一時は「雑文の○○(私の姓)」の名をはせたもので

ありました〜。


暮れにPCを買い替えたので、机を整理していましたら、このくるくるしんぶんが出てきました。

ぱらぱらと見ていたら、809号にこんな雑文中の雑文がありました。

1994年2月、ソ連が崩壊してロシア人の研究者がたくさん職場にやってきていた時期のことです。

ありょははさんのブログには、今モスクワではヨーキーが流行とあったような気がします。ロシアもずい

ぶんと変わったのですね。

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      モスクワでは大型犬が流行

 オクサーナさんによると、今モスクワでは大型犬を飼うのが流行だそうです。オクサーナさんの二三歳

の娘さんもドーベルマンを飼っていて、夫婦で子どものようにかわいがっています。一二月に日本に来た

とき、ロシアへのおみやげは犬のものばかりだったとか。

 ロシアの人びとはもともと犬ずきです。ロシア語の先生として昨年日本に来たガーリャさんは、ペテル

ブルグに残してきたアイリッシュ・テリアをとてもかわいがっていて(インナさんによれば、息子よりか

わいいと言っているとか)、折あるごとに日本に連れてきたいと言ってます。

 ロシアではふつう集合住宅の家のなかで犬を飼っていますから、きちんとしつけをしているのだとうと

私は思っていました。ところがどうもそうではないようなのです。

わが家のデラが人の食事を欲しがらないのを見たオクサーナさんに「人間の食べ物がきらいなの?」と

きかれました。

「大好き」と答えたら、「えらい!」ととても感心してました。ロシアの犬は人間の食べ物を欲しがって、

ワンワン騒いで、そのうちテーブルの上に顔をのせて、並んでいるものを食べてしまうのだそうです。

 またオクサーナさんは、日本で犬の散歩は綱につなぐけれど、ロシアでは街の大通り以外では放すこと

が多いから、犬同士けんかしたり、子どもにかみつくこともあると言ってます。それに野犬も多いのだそ

うです。モスクワの厳しい冬は生きていけないのでは?ときいたら「、集まって寝るから平気」。

本当でしょうか。



         昨年ペテルブルグの書店で買ったカレンダー

         テーマはウォッカ

ももちゃん便り  2006,02,1
 ももははさんにお願いして、ひさしぶりに「ももちゃん便り」を書いていただきました。

ももちゃん、早くよくなるといいね!
 
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    『ホーナー(ホルネル)症候群』」


1週間くらい前、朝起きたら、ももの右目の下半分が、白目になっていました。

獣医さんで、「目の振れがなく、吐き気もなく、痙攣もなく(数ヶ月前に1度あったのですが、続いていないの

で)、食欲があるから、多分、『ホーナー(ホルネル)症候群』」だろうということでした。

「脳に異常がなければ、3ヶ月くらいで自然に治る」と聞きました。

http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/print/sec06/ch096/ch096c.html

 の「まぶたが下がるホルネル症候群」というコラムのすぐ上

 「血管閉塞の場合、治療しなくても神経が再生して、通常は2ヶ月以内に麻痺が消えます」)

脳の異常は、MRを撮らないといけないのですが、もし、異常がわかったとしても、手術ができる可能性が

ないので、しばらく、様子を見ることにしました。

こちらhttp://www.noah-vet.co.jp/jouhou/horuneru.htmにありますように、確定診断には、大学病院など

に行く必要があります。)
  
ももは昨年の秋口から、右側の足に力が入らず、獣医さんに通っていました。

レントゲンや血液検査をして、右前足は、古い骨折の後遺症、右後ろ足は、膝蓋骨脱臼。

そのために 右側の足に力が入らないのだろうという結果でした。

今思えば、ホーナー(ホルネル)症候群(四肢の麻痺がおこることもあるので)も関係しているように

感じます。

また、足に力が入らないのと同じ頃から、右目を掻く。右耳を掻く。ということがひっきりなしだったため、

3軒の獣医さんに行ったのですが、3軒とも「特に異常はない」と言われました。

今思うと、これらも兆候だったかもしれません。

(人では、悪い方の目で見ると、物が二重に見えるそうです)

食べ物を見るときは、右目に黒目が出てくることに気がついたので、おやつを小さく切って、

私の食事中もあげています。

(ももには、最高のリハビリのようです)

顔、首のマッサージも良いと聞いたので、「フォックス先生の犬マッサージ」という本を参考に始めました。

薬は飲んでいませんが、神経に良いサプリメントとして 

ビタミンB郡(B1、B6、B12、葉酸を含むもの)

血流を良くするサプリメントとして DHA、EPA

交感神経を抑制するサプリメントとして タウリンを飲ませてみています。(交感神経が緊張している

状態は
こちらを参考にして下さい)
 
白目になった目は、涙が少なくドライアイになるそうなので、人のドライアイ用目薬を1日1,2回さし

ています。(目薬は気持ち良いらしく、目薬を手に持つと顔を近づけてきます)

獣医さんで、気をつけることをお聞きしたら

「目の玉が上下に揺れたら、すぐに連れて来るように」ということでした。


写真は、ちょっとわかりにくいのですが、

(カメラが嫌いというか、人に見られるのが嫌いなので、近くで撮れず、済みません)

(コルクタイルがバックは、)「右目が白目のままになってしまった時」

(黄色のバックは、)「おやつで、黒目が出てきた時」





























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